いずれも実力派の作家が並ぶなかで驚かされたのが音楽バンド『SEKAI NO OWARI』のメンバーとして活動するSaoriこと藤崎彩織が
直木賞候補に選出されたことだ。
藤崎の初小説である『ふたご』(文藝春秋刊)は、ピアノが友達という中学生の夏子が、仲間たちとバンドを結成し、
共同生活を送りながら自らの居場所を模索していくという青春小説。
一部のファンからは小説の登場人物が、「セカオワのSaoriとFukaseをモチーフにしているんじゃないか」とも噂されていた。
「藤崎は文藝春秋の文芸誌『文學界』で『読書間奏文』というコラムを連載していて、もともと、その文章力は高く評価されていました。
10月28日に発売されたばかりの『ふたご』は、早くも10万部を超えるベストセラーとなっていますが、いまのところ購入層は『SEKAI NO OWARI』ファンが多いようです。
そのため、インターネット上では早くも《文春の話題作りか》、《二匹目の火花狙い》などと、揶揄する声も上がっています」(雑誌編集者)
過去に芸能人が書いた小説が文学賞にノミネートされた例としては、又吉直樹の『火花』(芥川賞受賞作品)や、
モデルでタレントの押切もえ『永遠とは違う一日』(山本周五郎賞候補)などがある。
いずれもメディアで大きく取り上げ、火花は累計300万部を超える大ヒット作となっている。
「芸能人の書いた小説は、それだけで宣伝効果があるのは間違いありません。
実際に、藤崎の小説もニュースで取り上げられるたびに、枕詞のように『SEKAI NO OWARIのSaoriさんが…』と続いています。
ほかの候補者からすれば決して気持ちのいいものではないでしょう。
直木賞を主催する『日本文学振興会』は、実質的に文藝春秋社です。
藤崎が直木賞を受賞すれば100万部は超えるだろうといわれていますから、文春もかなり肩入れしてるのではないでしょうか」(同・編集者)
かつて2010年には、俳優の水嶋ヒロの初小説『KAGEROU』が『第5回ポプラ社小説大賞』を受賞し、100万部の大ベストセラーになったことがある。
しかし、肝心の小説の中身は決して大賞に値するものではなく、「出来レース」、「やらせ」などと散々な言われようだった。
直木賞は来年1月16日に発表される。
藤崎の小説が本当に大賞に値するかは選考員が熟考して決定されるが、実力不足のままマーケティング優先で受賞するようなことがあれば、
“文学の終わり”と陰口をたたかれることになるだろう。
https://news.biglobe.ne.jp/entertainment/1220/myj_171220_2981555680.html
もう文学うんぬん関係なく紙を売らないとダメなほど出版業界は末期なんだろうな
賞で本を買ったりはしない
それで買う人間のほうが多いのが現実
評価はそれからだ
芥川賞はほぼ新人賞だけど、直木賞って結構年季の入った有名作家が獲る賞だよね
文学に賞を与えること自体がオワコンになっている
自分の事じゃないと書けないもんなの
感動した
レベル高い
押切もえとか今見るともう・・・ww
ポプラ社なんて賞自体に話題にするレベルじゃないしな
よくやった
賞を取らなくても、十分すぎるほど宣伝になった
NHKも絶対一枚噛んでる事確実な業界の腐りっぷりw
直木賞はエンターテイメント対象だから、素人じゃ無理のはず
直木賞はラノベにやるのが正しい
ハルヒが対象にならなかったのが惜しいな
ドラマしか見てないけど
芥川賞にしとけばいいのに
小銭に目がくらんで偽物
まぜると賞の権威もなくなるよ
賞とらせたら終わるわ
でも長期的には賞の価値を減少させることになると思う