天国に一番近い場所はここではないのか……。そんな言葉が頭に浮かぶほど、純白の塩に囲まれた世界は、神秘的な美しさを醸し出していた。
アラル海から南に車で約3時間の距離にあるバルサケルメス湖。塩が結晶化して固まった白い湖底は地平線まで続き、透明な水で覆われていた。真っ青な空を映し、水は青みがかって見え、風が吹くと湖面に波の幾何学模様が浮かんでは消える。
バルサケルメスは地元の言葉で「行ったら帰らない」と言う意味。遠浅のためか、湖を歩く人が水に浮いているように見え、本当に湖に溶け込んでしまうような気になる。
ただ美しい塩の湖底に裸足で立つと、ごつごつして堅く、とても痛くて歩けない。夏になると水は完全に蒸発し、完全に真っ白な塩の世界になるという。この日も水が干上がったばかりの場所には、四角い塩の結晶が重なっていた。
湖があるのはアラル海とカスピ海の間に広がるウスチュルト台地。地元観光業者によると、広さは約2千平方キロと大阪府よりやや広いほどの規模だ。
1億年ぐらい前、地中海から黒海、アラル海などの一帯はテチス海と呼ばれる浅い海だったが、その後の大陸移動で水が閉じ込められた。大量の塩はテチス海の名残だという。
真っ白の世界に包まれながら、古代から続く営みに思いをはせた。(中川仁樹)
2018年8月17日13時00分 (動画あり)
https://www.asahi.com/articles/ASL6910NVL68UHBI03C.html
丹波哲郎「行ったんだからしょうがない。見たんだからしょうがない。」
焼肉天国なら
ウユニっぽい
来月あたり行ってみようかな
イスラエルの「死海」もあるし。
死海は結晶化してないぞ
死海でオナラして肛門に海水が入って死にそうになったことある
灌漑だっけ?とにかく自然にこうなったんじゃなくて人の手でこうしちゃったんだよな
死の世界ですな
リチウムも見つかったら資源戦争がはじまる
干上がったほうが好都合な面もあるんだよなあ…
塩も採り放題だ
「アラルの塩」ってブランド化したら売れるかな?
かつて島だったところにソ連時代の生物兵器実験場があり、いまだに未処理の細菌兵器が大量に残されて周辺の汚染が懸念されている
処理しようにも金がなくてどうしようもない
あと干上がる前に流れ込んだ農薬や工業排水由来の化学物質・重金属が塩と一緒に堆積してるから食用なんてもってのほか
ウズベキスタン側はそうだけどカザフスタン側は復活してきてるぞ
ソ連が嫌いな理由の一つだ。
水があるうちに行ってみたかった。
一度やっちゃったら既得権化して水を取るのを止められなかった
「彼らが一人あたりバケツ一杯の真水を持ってきてくれてればアラル海は干上がることはなかった」
と言われるほど
ま、学者は現象を解析するのが目的でなおすのが目的じゃないしね
一時期淡水魚しか居なかったアラル海に海水魚を放ち漁業の継続を試みたが今では全て死滅した