野中美希・梁川奈々美・小片リサ
(最近新しく始めたこと、というお題で話していて・・・)
梁川<私は、最近、始めたわけではないんですけど、何かずっと本読めてなくて
小片<うんうん
梁川<また本を読み始めました
野中<おー
梁川<空き時間とかに
野中<何を読んでるんですか?今
梁川<今、すごい難しい、「ドグラ・マグラ」を読み始めてしまったんですけども
野中・小片<・・・
梁川<何か意味がわかんなさすぎて怖くなるんです。もう、ゾワゾワしちゃって、
電車の中とかで。何かほんとに意味がわからない、良い意味で意味が
わからない話なんですけど。すごい、何か昔の作品なので、しかも
野中<う〜ん
梁川<で、もう、何かもう、ゾワゾワします。怖いんです
野中<えぇー〜?
梁川<怖いんですけど、何か怖いから先、すごい気になっちゃって
小片<うん
梁川<ホラーとかいうわけじゃないですけど、何かもうミステリーとかそういうんじゃない、
何だろう、もう解き明かせる謎じゃない、みたいなミステリーみたいな感じなので
野中<お〜
梁川<もう、怖い!怖いんですけど、そう、何かちょっとそれが楽しくて楽屋とかで
一人でゾワゾワしながら読んでます(笑)
小片<えぇ〜?
野中<えー、すごーい
小片<すごい
野中<いいね。何か楽屋で読んでるって、知的で、いいわ
梁川<ほんとですか?じゃあ今後知的アピール(笑)
小片<フフフフフ
野中<素晴らしいと思います
梁川<していこうかな、みたいな。でも楽しいですよ、読書。皆さんもやってみてください
小片<うん
野中<うん、やってみます
ついていけるのは広瀬ぐらいか
というか理解できてない
普通はウトウトするよ
1935年刊行
同時期に読んだ小説は覚えてるからただ単に忘れたんでもなさそう
野中・小片<・・・
これ内容知ってての「・・・」じゃないよね?
これに尾形もおったのか
知識人だし読書家だし金沢は
小説と言うよりブログに近いな
それ見て時計仕掛けのオレンジとかも見れば完璧だな
小栗虫太郎『黒死館殺人事件』、中井英夫『虚無への供物』と並んで、日本探偵小説三大奇書に数えられている。
1935年(昭和10年)1月、松柏館書店より書下し作品として刊行され、「幻魔怪奇探偵小説」という惹句が付されていた。
夢野久作は作家デビューした年(1926年)に、精神病者に関する小説『狂人の解放治療』を書き始めた。後に『ドグラ・マグラ』と改題し、10年近くの間、徹底的に推敲を行った。
夢野は1935年にこの作品を発表し、翌年に死去している。
その常軌を逸した作風から一代の奇書と評価されており、「本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来たす」とも評される。
ミステリ好きなら必ず通る道なんで好感持てるな
夢野久作の世界が似合いそう