大人になった今、中川さんはいじめられていた「あの頃」をどう見ているのでしょうか? また、現代のいじめをどのようにとらえているのでしょうか。また、今、学校で「ひとり」になっている人たちになんと声をかけてあげればいいのでしょうか。話を聞きました。
「授業のあいだの10分がすごく長かった」
ーー『死ぬんじゃねーぞ!!』は、大人でも共感できる部分が多いですね。
中川:思った以上にいじめを受けたことがあって、その傷がまだ癒えてない人、いじめ問題に心を痛めている大人がものすごく多いってことですよね。だから、発信し続けなければいけないんだなってすごく思いました。
いじめは人間の本能としてわきあがってしまうかもしれませんが、理性があるのも人間なので、それをどう見て、未然に防いだり、被害者を守るかということは、大人がしっかり考えなければいけませんよね。
ーー本では自身のいじめ体験についてもマンガや文章で記していますが、当時をあらためて振り返るつらさはなかったのですか?
中川:もう20年近く時が経っているので。だけどあの頃って、学校にいる時間全部が空気を読まなければいけなかったり、誰かに言われたことを何度も反芻しちゃったり。「あの時こうすればよかった」ってずっと考える長い日々。授業のあいだの10分休みとか先生がいないときにトラブルが起きるから、その10分がすごく長かったんです。学校でも家でも悩んでいたから、切り替える方法も知らなかったんですよね。経験値としてわからない。
そういう「すごくしんどかったな」、「重苦しい空気だったな」っていうのはおぼえていたので、そういう景色を絵にしていきました。
一部略
ーー大人として当時の自分に声をかけられるとしたら、なんと言いますか?
中川:30代になって子供たちと接しているなかで角度が変わったというか、「生きててよかった」って思える風が吹く日って、急に来るんですよね。あの頃って将来のことなんて考えたくもなかったし、考える余裕もなかった。「どうせ私は」とか「なんで私がこんな目に」とか「どうせ私の悪口言ってるんでしょ」とか「どうせ私は」っていう心の口癖がついちゃって。
高校で環境が変わって、直接的に何かされることはなくなったんですけど、それでもやっぱり引きずって。ちょっといやなことがあると、「ああ、やっぱり死にたい」とか、そういうことばかり考えて。実際に何度か死のうとまでして。
でも、本当に生きていてよかったなって今一番思っているので、当時の自分には「しんどいかもしれないけど、このままネットやゲームや本、夢中になることに没頭してなんとか生き延びて」って伝えたいかな。
続きまーす
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200111-00010001-danro-life
ーー若い人たちと話をするなかで、現在の「いじめ」について感じたことはありますか?
中川:この本をきっかけに、講演会とかいろんなところに呼んでいただいて。とある高校生たちと話し合う機会があったんですけど、(いじめは)完全にSNSですね。「死ね」とか書いてくるんですね。誰がやっているか、なんとなくわかっちゃう。
たとえば今、芸能界で働いていると、根も葉もないことを言われたりもしますが、「なに言ってるんだか、ははは!」って笑って見ていられる。でも子供たちはそういうわけにはいかないんです。リアルに知っている人が書いているから。だからずーっと気を使って生きている。もちろんそうじゃない子もいるんですけど、そういう環境で日々、心を削りながら生きているということが実際に彼らと話をしてわかりました。
ーー思春期の人たちは、やっぱり苦しんでいるんですね。
中川:以前、いじめが問題になった大津(滋賀県)で市長さんと子供たちと一緒に話し合う機会がありました。市長さんに直接意見を言える機会でもあるから、子供たちに「なにかありますか?」ってなったとき、ひとりの女の子が「それぞれが好きなことをしていい教室をひとつ作ってほしい。なぜなら大人はちょっと時間があったら喫茶店に入ったりできるけど、私たちはそれも自由にできない」って言うのを聞いて、ハッとさせられました。私たちはあまりにも無意識に、大人としての自由を満喫しちゃってたんだ。なるべくあの頃のことを忘れたくないとは思っているんですが、感覚が遠く大人になってしまってたんだなって。
子供たちはそういうこと、居場所を探すのに本当に苦労していたりする。それぞれが絵を描いたり勉強していたり、ギター弾いていたり、好きなことをできる教室があるだけで何か変わるかもしれないっていう発想自体が、学校で日々戦っている子だからこその発想だなってびっくりしました。
ーーいじめの問題は、いつかなくなると思いますか?
中川:ん〜、なくならないと思います。猫を10匹も飼っていて感じるのですが、個性であるんですよね。いじめっ子気質の子と、いじめられてしまいがちな子。ベストなのは部屋を分けることだったんです。部屋を分けて、それぞれ可愛がるってことで解決してるんです。
学校みたいに個性もバラバラな人たちが集まったら、そりゃあ合わない人だっている。全員と仲良くできる人は才能だから素晴らしいと思うんですけど。合わない人がいるのはしょうがないと思うんです。でも、攻撃し始めるとそれはいじめであり犯罪だと思う。海外では、いじめの加害者を転校させるっていうのがあるんですよね。だけど日本では被害者のほうが学校に行けなくなったりして。
でも言葉って返ってくると思うんです。「言霊」があるとしたら、SNSも自分の好きなものをどうやって褒めようとか、「褒めるゲーム」だと思ってやるほうがいい。誰かを攻撃していると恐ろしいことになるから。許せないし、理不尽だって思うこともあるけど、復讐するんじゃなくて、自分なりに幸せになること。自分なりに「あー、生きててよかった」と思える瞬間を見つけることが一番幸せな気がします。
ーー中川さん自身、今でも孤独を感じることはありますか?
中川:そりゃ思うことも多いですけど。独身なんで(笑)。でも、ひとりっ子気質なんで、大好きなんですよ。自由が、ひとりが。ひとりご飯も、なんでも好きなものを作って食べられるし、ひとりで本、マンガいっぱい読めるし。観たい映画もやりたいゲームもいっぱいあるし、やりたい趣味もいっぱいある。ひとりの時間をとっても大切にしているので。
あの頃は「ぼっち」になるのが本当に怖かったんです。「ひとりでいる」って思われたくなかったから。学校の廊下の影とかトイレに隠れてたんですけど、そういうひとりの楽しさもあるよってことが少しずつ知ってもらえたらいいですよね。
これは酷い
「真の友達」って定義なら矛盾は生じない
ウソだと断定できない
イシメられたことは金になる。
とイジメられっ子の励みになるなら良いことだろう。
こいつがしゃべるほどいじめられる方にも問題あるよねってやつ増えてくだろ
自称いじめられっ子って無駄に攻撃的で他人を排除したがるよな
被害者意識のみ強い人間って自己愛かなんかなのかな
こちとらイメージ商売なのに「あれ?いじめられる方にも問題ありじゃね?」みたいな論調広まったらやりにくくなってしゃーない
休み時間ピックアップしてる辺り、長期の経験はなさそう
これホントに虐められてたならともかく
実際にこいつの同級生は実在してるわけだし
いじめが無かったとしたら同級生辛いよな
イジメが無くなる事は他の国より可能性が無い
でもその数年をそつなく過ごす知恵ぐらい持ってないと
1昨年辺りから、自分の受けた虐めを発信してるけど、
ここまで訴えるんなら、芸能界引退して虐め問題専門家として、
職業変えた方が社会の為になるよ
虚言癖とかでなければ環境変わればなんとでもなるんだし
傾聴すべきは超ブサの語るいじめられ体験だよな
どうしてあげればいいのでしょう
妬まれたんだろうな
だとしても、今は掲示板で汚い言葉で罵声してるかもな ネラーだもん
ボッチだったん?もう何が本当かウソかわからないよ
こいつは虐めるほうじゃないのか?
矢口や指原と同じ系列
嘘つきの薄っぺらいコメントじゃ心には何も響かないよね
コイツいつまでこの芸やんだよ
あれやめろよ
リアルでネットスラングなんて口にしてたら敬遠されるからな